「料理が苦手な私が、料理をほめられた」。
そんな喜びの声をいただいている「特製めんつゆ」。
めんつゆだけでなく、煮物、おひたし、かけ回し用と、幅広く使われる「万能つゆ」として愛されています。
めんつゆといえば、醤油やみりんを合わせた調味料という印象が強いのですが、私たちは「つゆのおいしさの秘密は、もっと別のところにある」と考えています。
それが「だし」。
中でも、昆布からとれるだしが、特製めんつゆの品質を大きく左右します。
特製めんつゆはもともと、そうめんをおいしく食べるためのつゆとして、先代社長が開発したものでした。
当時のめんつゆは、しょうゆ辛いものが主流。
「ここに自然の甘さを加えることができないだろうか」。
そう考えた先代社長が着目したのが、上品な甘味とうま味を醸し出す「昆布」でした。
昆布の甘みが加わることで、それまでの”辛いめんつゆ”が”まろやかでおいしいめんつゆ”となったのです。
【昆布って、実はスゴい! その1】
昆布は、昔から食べ継がれている元祖・健康食品。
体に必要な注目成分がたっぷりと含まれています。
例えば・・・カルシウム カリウム ヨード
昆布には、海藻ならではの「やさしい天然のうま味成分※」があります。
しかし、良いだしがとれる昆布は、そう多くはありません。
何種類ものだし昆布を比べ、吟味に吟味を重ねた末、ようやくたどりついたのが、羅臼産、利尻産といった厳しい海の環境で育った肉厚の昆布。
海に磨かれ、鍛えられた昆布は、その体にたくさんのうまみ成分を蓄えていました。
年間を通して良いつゆをつくるために、私たちは、その時期に最も品質の良い最上級の昆布だけを使用することにこだわっています(2013年現在は利尻産を使用)。
※昆布のうまみ成分=グルタミン酸
【昆布って、実はスゴい! その2】
舌の表面に「うまみ」を感じる受容体があるという
論文が発表され、国内ばかりではなく海外の料理人
からも注目を集めています。
この「うまみ」受容体は胃や腸にもあり、食品を医療に役立てる予防医療方面での展開が期待されています。
昆布だしの上品さに加え、つゆに豊かなコクを与えたい。
そのために選んだのが「サバ節」です。
サバ節は厚みのある濃厚な味が特徴で、昆布だしと上手にブレンドすることで、まろやかな甘みと深い味わいが共存した「とびきりのだし」が出来上がることを発見。
さらに、香り高いかつお節を加えることで、風味、口当たり、コクすべてが120点のだしが完成しました。
だしのうま味を最大限に生かすため、だしと相性の良い「かえし」の開発も必要でした。
かえしとは、醤油、砂糖、みりんなどの素材を合わせたつゆの素となるもの。
通常は、業務用のかえしを使うのですが、この特製めんつゆには、特別に配合された「オリジナルのかえし」を使用。
素材の比率に工夫を凝らすことで、だしとのバランスが絶妙な「完成度の高い特製めんつゆ」に仕上がりました。
だしの風味を損なわないため、じっくり時間をかけて濃縮する製法を採用。
封を切ったあとの香りを、ぜひお楽しみください。
醤油、酒、砂糖、みりんをそろえなくても大丈夫。これ1本でどなたでも「お料理上手」に。
めんつゆだけでなく煮たり焼いたりお鍋やドレッシングに・・・
スタッフおすすめの使い方
お醤油代わりに使えます。醤油より味がまろやかなので、「今日の料理、ちょっと物足りないな」と思ったらひとたらし。味がぐっと引き立ちますよ。
開封後は冷蔵庫に。天然素材を多く使っているのでデリケートです。封を切ったあとは、冷蔵庫で保存してください。